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スタッフコラム#5『ハンドボールとエチオピア Vol.2』宇佐美みつき

こんにちは!

2回目の投稿となりました。皆さまお元気ですか?

 

”ハンドボールとエチオピア”というテーマを進めていく中で、

今回は「エチオピアってどんなところ?」をお伝えしていきます!

 

  1. エチオピアという国
  2. エチオピアの人々
  3. エチオピアの文化
  4. エチオピアとハンドボール

1.エチオピアという国

皆さん、エチオピアはどこにあるかご存知ですか?…知らない方も多いはず。私も行くまでは知らなかったし、人生で訪れることもなかったと思います。

エチオピアは東アフリカにある、内陸国です。北にエリトリア・スーダン、南にウガンダ・ケニア、東にジブチ・ソマリア、西に南スーダン…といった国々に囲まれています。

国土は日本の3倍、人口は1億人ほど。首都はアフリカ大陸のハブ空港として有名なアディスアベバ。現地語で「新しい花」という意味のこの街にはモノレールや大きなショッピングモールなどがどんどん建設され、今まさに開発が進んでいるアフリカ有数の大都市です。

“人類発祥の地”としても有名で、歴史的にも重要な場所として数多くの世界遺産が存在するため、海外からの観光客(特にヨーロッパ)も多く訪れます。

 

2.エチオピアの人々

エチオピアには80以上の民族があるといわれており、それぞれの民族にそれぞれの言語や文化が存在する多民族国です。

北と南では顔つきや体格も異なり、全く違う国の人のよう。

私が住んでいたのは“アクスム”という最北端の地域。かつてアクスム王朝が築かれていた歴史的な都市です。

ここに住む人々は敬虔なエチオピア正教徒ばかりで、毎朝5時の教会での礼拝から1日が始まります。

「人にいいことをすれば、自分に良いことが返ってくる。そして死後には天国に行ける」といった教えのもと、彼らの生活は「人助け」の精神が強く、そのおかげでは私は何度も彼らに助けられて過ごすことが出来ました。

「心優しく、ひとのために」という精神を持っている部分は、日本人の心と似通っている部分があるのではないでしょうか。

エチオピア・アクスムにある教会

教会前でお祈りをするエチオピア人

 

3.エチオピアの文化

皆さんは、エチオピアと聞いたら何を思い浮かべますか?

コーヒー、マラソンなど、日本に住んでいてもエチオピアの存在にふと気づく場面も多いのでは?(単に私が注目しているだけなのでしょうか。笑)

エチオピア人は1日にコーヒーを3回、そしてその1回につき3杯、つまり1日9杯のを飲むほどのコーヒー大国。

おちょこくらいの大きさのカップに、砂糖をスプーン山盛り2杯(多すぎ笑)、甘々ドロドロのコーヒーを美味しそうに飲んでいます。これは、エチオピア流のコーヒーの飲み方ですが、一般的に販売されている(輸出向けの)コーヒー豆は、とても香りがよく、少し酸味のあるとても美味しいコーヒーなので、皆さんもカフェでコーヒーを飲んだり、お店でコーヒー豆を購入することがあれば、ぜひエチオピアコーヒーを楽しんでみてくださいね。

エチオピア流の屋台コーヒー

そして、主食はこれまたエチオピア独自の“インジェラ”というクレープのような見た目の食べ物。肉の煮込みや豆のペースト、サラダなどと一緒にワイルドに手掴みで食べるのがエチオピア流の食事です。

これは一度食べてみないと分からない味で、“私は”好きでした。笑

気になる人は日本にもエチオピア料理屋さんがいくつかあるので行ってみてくださいね◎(まずは、“インジェラ”でググってみてください♪)

 

まだまだお伝えしたいことはたっくさんありますが、旅行ガイドみたいになってしまうので、今回のところはここまでとします!

聞けば聞くほど、たくさんの面白い文化や謎が詰まった国で、とにかく飽きないエチオピアという国。

これからコラムを書いていく中で、私自身もいろいろなことを思い出しながら、皆さんにたくさんのことを知っていただき、興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

4.エチオピアとハンドボール

さて、ここが本題。

そもそもエチオピアでハンドボールって、本当にやってるの?と思う方もたくさんいるはず。私も実際、入国するまでどんな風にハンドボールが行われているのか、期待<不安の状態でした。

多くの方がご想像される通り、エチオピア=マラソン大国。確かに多くのオリンピアン、メダリストを輩出していて、最近でも東京マラソンなど、日本で開催される世界大会でも好成績を残しているエチオピアのランナーたち。国民みんなが足速いの?…というと、そういうわけではありませんでした。笑

彼らが大好きなスポーツは、“サッカー”です。ヨーロッパリーグの試合を、レストランで流せばその日は超満員。国内のプロリーグもチームが充実していて、日本のJリーグのようなカテゴリ分けもされていました。

道端で遊ぶ子どもたちも、靴下を丸めて作ったボールや、ペットボトルをボール代わりにして遊んだり、サッカーが出来れば言葉なんていらないくらい、大切なコミュニケーションツールの一つとして、多くの人々に愛され、親しまれているスポーツです。

 

では、ハンドボールはどうか?

実は、エチオピアにはハンドボールの国内リーグがあるのです!その名も「プレミアリーグ」

各都市の警察や銀行など、実業団的な位置付けでチームが存在しています(男子のみ)。

リーグ戦の試合はラジオで生中継がされたり、その日のスポーツニュースで取り上げられるなど、とてもメジャーで人気なスポーツなのです。

また、エチオピアでは毎年各州の代表者が集まって試合をする、日本の国体のようなスポーツ大会も開催されており、ハンドボールの試合はいつも客席が満員でした。

サポーターの熱もかなりアツく、試合中のスタンドはお祭り騒ぎのようでした。笑

試合中 ベンチ裏の観客の多さにはびっくり

 

国中の各地域ごとに、U-13世代からスポーツの育成の仕組みを取り入れているエチオピア。

ハンドボールも育成対象の種目の一つとして、U-13,U-15,U-17,U-20といったカテゴリ分けで育成に取り組んでいます。

私はそのうちのU-13,U-15,U-17の子どもたちを対象にハンドボール指導のボランティア活動を2年間行っていました。

 

その全容は今後のコラムで少しづつご紹介していきますね♪

今日はここまで!

読んでいただきありがとうございましたっm(__)m

またお会いしましょう!!!

U-18大会にて